学校行事
10月23日(月)、本校卒業生である高砂熱学工業(株)代表取締役社長 小島和人様による特別講演会を実施しました。
小島様は城辺の岩水ご出身で、山梨大学工学部卒業後に高砂熱学工業(株)に技術者として勤務されました。
高砂熱学工業(株)は都市部の大規模な開発や空調設備工事の国内最大手企業です。東京ドームや六本木ヒルズなどの空調設備工事を手掛けられています。講演会では「愛南町と環境について」と題して、これから求められる建物の環境から地球環境、宇宙の空調について等、非常に興味深い内容で講演をしていただきました。
環境問題解決のために高校生でも取り組めることや体育館の空調設備について等、生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。
お忙しい中、本校生徒、教職員のために時間を割いていただき講演をしていただきましたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。


3年生
今年度、第1回目の自動車運転免許保護者説明会を実施しました。
今回は南宇和自動車教習所、宿毛自動車教習所の方に来ていただき、申込み方法や教習上の注意点について説明していただきました。
第2回目は12月に実施予定です。


農業科
10月22日(日)愛媛県農林水産研究所花き研究指導室で行われた多肉の寄せ植え講習会に、農業クラブ役員が参加しました。
文化祭で実施予定の寄せ植え体験に向けて、多肉植物の栽培や寄せ植えの方法について具体的に学ぶことができました。今回学んだことを、今後の農業クラブ活動に生かしていきたいです。
温室内の珍しい多肉植物やらん類、観葉植物の観察することができました。


ボランティア
部活動
10月13日~15日に鹿児島県奄美市で特別国民体育大会「燃ゆるかごしま国体」が開催され、2年 福原丈一朗が愛媛県代表として出場しました。今年のチームは愛媛県史上最強のメンバーと言っても過言ではありません。応援してくださる方からの入賞の期待も大きい大会となりました。
大会初日(予選)
大会初日は団体予選3回戦が行われました。
予選の初戦、2回戦とやや緊張が見られましたが全勝で勝利し、続く3回戦では国体3連覇を狙う強豪、鳥取県との対戦となりました。
先鋒戦では、粘り強い相撲でまず1勝、続く次鋒戦では、中学横綱でインターハイ2位の相手に、福原が悔しい黒星を喫すも、中堅、副将が勝利しチームワークでカバー。大きな大きな1勝を勝ち取り予選結果は3勝13点。
予選5位という素晴らしい流れで通過を決めました。
その後に行われた決勝トーナメントの抽選結果は、1回戦でまたもや鳥取県との対戦が決定しました。
1回戦 愛媛県5-0宮崎県
2回戦 愛媛県5-0愛知県
3回戦 愛媛県3-2鳥取県
大会2日目(決勝トーナメント)
前日に勝利した相手との対戦となったこともあり、選手の気持ちは落ち着きながらも昂っていました。
いよいよ、勝負の時です。
先鋒、次鋒福原と惜しくも敗れてしまいましたが、中堅、副将が勝利し2-2の大将戦に持ち込みました。迎えた大将戦では、執念の相撲で勝利し3-2で鳥取県に再び勝利することができました!!
大きな山場を越えて興奮状態でしたが、まだまだ決勝トーナメントは始まったばかり、気持ちを切り替えて続く兵庫県との対戦に集中することができ、3-2で準決勝戦に進みました。
準決勝の相手は予選1位通過の福岡県。それぞれの選手が自分の得意な形で圧倒し5-0での勝利。
勢いそのままに決勝戦に臨むことができました。
決勝戦の対戦県は高校横綱を擁する和歌山県です。
優勝候補である和歌山県も勢いに乗っていましたが、愛媛県も冷静に闘志を燃やしていました。
日本一を目指して、断固たる決意の元、この土俵に立っている我々のチームも「負ける気がしない」まさにその雰囲気を感じました。
先鋒戦は高校横綱の厳しい押しに突き倒されて負け。
続く次鋒戦では福原が、「1回戦の鳥取戦で3年生の先輩に助けてもらった。ここで自分が必ず1勝する」と強い気持ちで土俵に上がりました。
厳しい立ち合いから相手の押しを受け止め、左からの下手投げで勝利!!愛媛県に流れを引き寄せました。
続く中堅、副将と勝利し、その瞬間、愛媛県の団体初優勝が決まりました。歓喜の瞬間、選手たちは抱き合って涙していました。
選手1人1人が、誰かが負けてしまっても次は俺が勝つ!と声を出し、お互いがカバーし合って勝利する団体戦の本当の素晴らしさを感じました。
国民体育大会77回の歴史の中で、愛媛県の先輩方が掴めなかった優勝を、愛媛の相撲界悲願の優勝を、ついに今年のメンバーが成し遂げてしてくれました。
更には、少年団体優勝の成績もあり相撲競技の部で5大会ぶり2度目の総合優勝にも輝くことができました。
振り返ってみますと、土日の度に、愛媛県チームのメンバーで合同練習をし、チームワークを磨いてきました。3校(南宇和 野村 宇和島東)での選手編成で勝ち上がれるチームはなかなかいませんし、こんなにチームが1つになれることもありません。
勝てるチームとはこんなにも雰囲気の良いチームになるんだなと、日頃から指導している私も、選手たちに教えてもらいました。
この優勝した経験を自信に、更にこれからの大会でも活躍できるよう頑張っていきたいと思います。
たくさんの応援、本当にありがとうございました。

