農業科

 

■農業科の特徴 

    農作物の栽培・加工・販売等を通して豊かな人間性を育て、健康でたくましく生きる力を育成することを目標にしています。

 学習内容は、園芸・果樹・食品製造に大きく分かれており、園芸では、土を全く使わない野菜水耕栽培や温室の環境制御などの技術や知識を学習します。また、花の栽培も行い、オレンジロードへの花の定植も行っています。果樹では、農作物の国際規格であるグローバルGAP認証の取得をしており、国際レベルの安心・安全な農業の学習に取り組み、よりよい農場を目指しています。食品製造では、本校で栽培した柑橘(河内晩柑・甘夏)を利用したマーマレードの製造を行い、特産品開発にも取り組んでいます。食品製造の基礎を学習しながらHACCP教育も行っています。その他にも様々な専門科目があり、新しい栽培・加工技術の開発や工夫、そして栽培・加工試験など今までに学習した知識を生かして問題や課題に自らが計画を立て取り組むプロジェクト学習(PDCAサイクル)も実施しています。各種資格の取得も行っており、日々の学習活動を通して科学性・社会性・指導性が身に付くようにしています。また、学校内だけでなく、地域文化伝承活動、奉仕活動、地域イベントへ積極的に参加し、地域に開かれた学科づくりを行っています。

 進路先は、農業の自営だけでなく、就職や大学・短期大学・専門学校など多様です。

 農業科で一緒に学び、自分を大きく成長させませんか?

■多様な資格の取得にもチャレンジ

「小型建設機械・フォークリフトの特別教育教習」

 毎年、有志の生徒が、本校平山農場で実施される小型建設機械とフォークリフトの資格取得に挑戦しています。

昨年度は、小型建設機械の特別教育教習を実施しました。

今年度も特別教育教習を実施する予定です。

  



「国家資格フラワー装飾技能士」

 フラワーデザインに興味のある有志生徒が、国家資格に挑戦しています。
本校ではフラワーデザインについて専門的に学ぶ科目はなく、放課後に外部講師の先生をお招きして学んでいます。
昨年度は3名の生徒が合格しました。農業クラブのフラワーデザインの大会でも大きな活躍をしています。
 

「乙種4類危険物取扱者」

 有志の生徒により、危険物取扱者の資格取得にも挑戦しています。
放課後に資格取得希望者で勉強会を開催し、合格に向けて頑張っています。
今年度も勉強会を開催し、一人でも多く合格ができるよう取り組みます。