~勉学に 部活動に 気力を~ 
〒798-4192

愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城3269
TEL (0895)72-1241
FAX (0895)72-6510 

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【お知らせ】

 【南宇和高校は、愛南町をはじめ地域の各方面の方々から多くのご支援を受けて活動しています】
〇給食について・・・「愛南町教育委員会」様のご支援をいただき提供しています。愛南町に正式申し込みをした生徒が対象となります。申し込み文書に記載されている注意事項をご確認ください。なお、都合により変更を希望される場合は、学期ごとに申込期間が設定されます。【給食は「愛南町学校給食センター」より配送されています。献立は、毎月、申込者各自に配布します。】

〇学習支援「南光叶夢センター」の利用は登録制です。運営・利用等のお問い合わせは、支援していただいている「愛南町教育委員会」様または「記念館1階 南光叶夢センタースタッフ」様までお願いします。

南宇和高等学校遠距離通学費補助金制度をはじめ、各種の補助が「南宇和高等学校教育振興協議会」様のご支援により制定されています。詳細は上部タブメニュー「教育振興協議会」のページをご覧ください。

〇(保護者等の皆さまへ)本校では毎年、服装規定の見直しを行っています。
  R7年度に変更した規定は、「2025年度生徒手帳」P5~ に
掲載していますので、ご確認をお願いします。
 御荘の暑さ指数(WBGT)ー環境省熱中症予防サイトへリンクー 暑さ指数を参考に熱中症の予防対策をお願いします。
〇 ブログ記事は2年前まで残しております。古くなった記事は年度末に一括で削除致します。
〇 欠席連絡に「まちこみ」が利用できます。欠席する場合は電話連絡か、まちこみアプリ連絡を朝8:00までにお願いします。
本校生徒の皆さんへ 学校からの連絡事項がTEAMSで配信されることがあります。各自で適宜、確認をしてください。

〇ダイヤルインについて
 本校では7時45分から17時までの間、ダイヤルインで対応しております。この時間にお電話をいただく際には、自動音声により御案内しますので、ご希望の番号を押していただくようお願いします。
【案内先番号
 65番 → 生徒の欠席連絡や教育活動全般に関すること。
 66番 → 進学・就職に関すること。
 67番 → 農業科に関すること。
 68番 → 65~67番以外のこと。

【くにひろ育英会奨学生の募集開始のお知らせ】

 くにひろ育英会では、高校1年生を対象とした奨学生を募集します。募集の概要は次のとおりです。

 〇採用人数・・・最大3名

 〇奨学金の額・・・月額1万円(返還不要)

 〇応募期間・・・令和7年6月11日(水)~令和7年6月30日(月)16:30まで

新着

令和5年度 総合的な探究の時間防災東北研修 ~避難と復興のまちづくりを学ぶ④~

2023年8月11日 08時30分
学校生活

〇7月28日(金)

~岩手県平泉町、南三陸町震災復興記念公園(旧防災対策庁舎遺構等)~

 最終日は世界遺産に登録されている平泉中尊寺と、その周辺地域を訪れ歴史と文化遺産の保存、まちの形成プロセスについて学びました。平安時代に奥州藤原氏により建立され、繁栄した平泉の場所で、源義経など歴史上の人物たちの足跡をたどり、歴史に思いを馳せながら都市形成の在り方について考えました。

 最後に、南三陸町震災復興記念公園を訪れ、津波が襲来している中、地域住民のために放送で避難を呼びかけ続けた旧防災対策庁舎の遺構を見学しました。隈研吾さん設計の南三陸東日本大震災伝承館「南三陸311メモリアル」を視察し、津波で大けがを負いながらも、雪が降る極寒の夜を建物の屋上で過ごし、生死の淵をさまよったという被災者の方々のお話を聞き、災害発生時の様子をリアルに感じ取り、自分ごととして考えることができました。想定を超えてくる自然災害の脅威と避難行動、まちづくりの困難さについて考えました。

 町の拠点となっている「南三陸さんさん商店街」では、地域住民が「久しぶり!元気やった!?」元気に交流する様子が見られ、心が温かくなりました。まちの拠点が地域交流の場として機能し、人々の生活を明るく照らしていることを肌で感じることができました。被災された方々に対して安易に「共感します」と言うだけで表現することはできないし、してはいけないと思います。被災された方々にも様々な思いをお持ちと思いますが、出会った現地の人々からは「今」を生きているという、前向きなエネルギーを感じることができました。

〇おわりに

 今回の研修では、災害発生時の避難行動について、被災後の復興・まちづくりについて自分ごととして学びを深めることができました。「復興・まちづくり」と聞くと、難しい内容や行政の役割だろうと考えていたこともありましたが、個人個人が「自分たちのまちをどのように未来に残していきたいか」という具体的なビジョンを持ち、小さな一歩でもいいからとにかく行動をおこすことの大切さを感じました。研修で訪れたまちや、お話をしてくださった方々の思いを受け継ぎ、南海トラフが起こった時は、過去の教訓があったから一人でも多くの命が助かるという「未来を拓く」ことができるように、今回の経験を多くの方に伝えていきたいです。

本研修にご協力いただいた多くの方々、本当にありがとうございました。