1年3組HR活動「事前復興ロールプレイングディスカッション」(NHK取材)
2026年1月20日 13時47分1月16日(金)
1年3組のHR活動として、「事前復興RPD(ロールプレイング・ディスカッション)」に取り組みました。
南海トラフ地震を想定し、災害後のまちをどう再建するかを、生徒一人ひとりが“地域住民の立場”になって話し合う実践です。
4人~5人で一つの家族を形成し、クラス全体を一つの地区として、合意形成を図る訓練をするという内容です。生徒たちは、以下の立場になり切りました。
今回の学習で大切にしたのは、「正解を出すこと」ではありません。
正解のない問題に対して、立場や価値観の異なる人同士が、簡単には決めれない状況の中で、いかに「合意形成」を行っていくのか。そのプロセスそのものを体験することでした。
活動を通して生徒たちは、
・「全員が納得する結論を出すことの難しさ」
・「反対意見があるからこそ、話し合いが深まること」
・「話し合いは技術であり、経験と訓練が必要だということ」を、頭ではなく“実感”として掴んでいきました。
感想には、
・「感情的になりそうだった場面があった」
・「家族の中でも意見が分かれた」
・「自分と違う考えの意見にも納得できる点が多々あり、難しかった」
といった、自分自身を振り返る言葉が多く見られました。
これは、社会で生きていく上で欠かせない力が、確かに育ち始めている証だと感じています。
地域では今、「熱量が高い防災」が注目されがちです。
けれど実際は、生き残るために必然的にやっていることの積み重ねです。
特別なことではなく、誰にでもできることを、
「自分ごととしてやるか、やらないか」――その違いです。
今回の事前復興RPDは、その入口に立つ学びでした。
生徒たちが描いた未来へのまなざしと真剣な対話は、
地域の現場にもつながる、確かな一歩だったと感じています。
なお、本取組にはNHK仙台の取材も入りました。3月中旬にNHK総合にて放送予定です。
1年3組の挑戦と、そこに生まれた学びや熱量、このロールプレイングの実践が、少しでも多くの方に届くことを願っています。