防災講演会 東京大学出前講座
2025年2月13日 17時07分本日2月13日(木)の3・4時限目に、東京大学羽藤英二様による防災学習講演会が実施されました。
前半は、羽藤先生が見てきた東日本大震災の被災地の実態や、事前復興についてのお話をしていただきました。
後半は、講演内容をもとに、生徒たちがペアで防災に対する考えを深めて、質問や感想を共有しました。
羽藤先生は生徒一人一人と、生徒からの質問に丁寧に向き合い、答えてくださいました。
生徒たちも貴重なお話を聞いて、対話を通じて防災意識を高めていました。
こちらは、愛南町の被害想定地域の図です。東日本大震災の特徴として、「沿岸部に住む人々よりも、内陸部に住む人々の方が避難行動が遅れ、被災していた。」ということが挙げられました。
「私の地域は大丈夫だろう」という意識、油断が非常に危険です。災害は想定を超えてきます。
私たちの備えは本当に大丈夫だろうか…。と不安になりましたが、不安を解消するためには、綿密な準備をしておくことが大切です。
災害発生時には、とにかく一人一人が命を守る行動を迅速かつ適切に行うことが重要だと、改めて学ぶことができました。
実際に被災地の復興や現地の人々の声を聞いている、羽藤先生からの講義を受けることができて、この空間にいた一人一人が貴重な学びをすることができました。
本日の講演で学んだことを、これからの生活において、災害による犠牲を出さないために生かしていきたいと強く感じた時間となりました。
羽藤先生、本当にありがとうございました。
防災地理部、講演会