復興デザイン会議 第5回全国大会「災間を生きる都市」
2023年12月24日 09時00分皆さん、こんにちは。防災地理部です。
「防災地理部」という言葉は、なかなか聞き慣れないかもしれませんが、今年の夏の防災東北研修から活動を開始しています。メンバーは1-1孝野、1-3宮﨑、2-3大野、2-4好岡・松田の5名です。
東日本大震災で大きな被害を受けた被災地に実際に足を運び、現地でしか見聞きできない事を肌で感じてきました。下の写真は宮城県雄勝町で建設された巨大な防潮堤です。町を守るために建設された巨大な防潮堤は、景観を損ねてしまいます。危険区域に指定され、人々は居住していない場所にも建設されています。
愛南町にも建設中の防潮堤と比較しながら、学びを深めています。
12月10日(日)に第5回復興デザイン会議に参加しました。
本校からは、松田・孝野・宮﨑の3名で参加しました。
今夏の東北研修で自分たちが見聞きしたことから、愛南町の現状について考え、これからの愛南町の事前復興についての考えを発表することができました。
◎ハザードマップが絶対ではないこと。
◎災害発生後も残りたい・戻ってきたい町にしたい。
◎必ず自分の命は自分で守る。等の内容を堂々と参加者に伝えることができました。
私たちの発表に対して、国土交通省の都市局で震災後の住宅政策等に関わった菊池雅彦様から御講評をしていただきました。「子どもたちが自分の命を守ることは、保護者の方の命の安全に繋がる。一人一人が自分の命をまず第一に、避難行動をとることが大切だ。」というお言葉が強く印象に残りました。
横浜の現地で参加してくださっていた方々や、オンラインで視聴してくださった方々からも多くのコメントと、質問をいただき、大きなやりがいを感じた大会でした。
自分たちの発表で、少しでも多くの人が「自分の命を守るために」ということについて考えてもらえたら幸いです。次回は、2月10日(土)に愛南町役場において事前復興フォーラムに参加させていただきます。これからも頑張っていきます!
防災地理部への入部希望者募集しています☺
防災地理部